三沢栄一様を訪ねて ―
ヴィオラ・ダ・ガンバの詩魂・藍原ゆきが、日本古楽黎明期を支えた先達、三沢栄一様を訪ね、その歩みと想いを辿る記録。
資料も楽器も乏しかった時代に、音楽への情熱と信念で道を切り開かれた方々がいた。
そのおかげで今、私たちは「古楽を日常に感じる時代」に生きている。
三沢様のベルトランモデルをお預かりしたご縁から始まった“静かな継承”の物語を通して、
古楽という文化の深層と、現代に息づく敬意の形を記していきます。
【とにかくね、楽器が欲しかったんだ②】
1970 年ぐらいかな、大学を卒業したのが。
いや、もうちょっとあとだったかな。
そのころね、色々出始めたんです。
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コレギウム・アウレウムが、
ベートーベンの 3 番の LP 出したんだ。
オリジナル。
あれが走りだったね。
それ以前には、ベンツィンガーが、
あのガンバ曲集を書いたり。
あと、ヨハネスコッホが、
あの時代 SP の焼き直しだったかな、
要するにあの LP 33 回転版のレコードで
バッハがあったんだ。
バッハの、3つのガンバソナタ!
あれを録音で聞いて、で、
楽器のことはそれに書いてあって、
ヨアヒム・ティルケの
オリジナルを弾いている。
で、それが、すごく、あの⋯
新鮮だったんだ。
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それまでのチェロでしか聞いたことなくて、
ガット弦で弾くバッハ!
あ、ずっとこっちの方がいいなっ
と思った。
それでガンバに興味を持ったんだ。
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まとめはこちらから
https://note.com/shiny_dahlia839/m/m5a866ffd81c0
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