プロフィール

藍原 ゆき

ヴィオラダガンバ奏者。フィアンメッタプロジェクト主宰。演奏家・教育者・文化の橋渡し人。
東京都立芸術高等学校音楽理論科卒業後、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者として本格的な研鑽を積むため渡伊。ミラノ市立音楽院、ローディ音楽アカデミーにてRジーニに学び、トリノ国立音楽院にてG.バレストラッチのもとで学位を取得。留学中より現地でソロリサイタルなど演奏活動を精力的に行う。ヨーロッパ各地の国際古楽音楽祭に出演、伝統ある国立歌劇場のバロック・オペラ参加、現代初演のプロジェクトに携わるなど、活動を重ねる。
ヴィオラダガンバについて

2006年より日本に拠点を移し、演奏・録音・指導を柱とした活動を展開。テレビ朝日番組制作にヴィオラ・ダ・ガンバ専門家として協力。自主レーベル〈フィアンメッタ〉を立ち上げメジャー化。録音作品は各方面で高い評価を得る。2025年リリースの《フランスいにしえの吐息(FMOE003)》は『音楽現代』誌にて「ヴィオラ・ダ・ガンバのイメージを覆す」と絶賛され、推薦された。
レーベル

現在は音楽教室「音庵」「楽庵」を主宰し、後進の育成にも力を注ぐとともに、西洋占術を愛月日奈子に師事。2025年より新たに〈フィアンメッタサークル〉を始動。演奏・教育・西洋占術という複数の視点から、バロック時代の世界観や精神性を現代に橋渡しする活動を展開。演奏実例の少ない作品を発掘・紹介する動画、専門的な教材、時代背景と音楽の関係を読み解くコラムなどを通じて、古楽の新たな可能性を提案している。
レッスン

フィアンメッタサークル

ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者としての技術と洞察に加え、文化的・精神的な広がりをもって音楽に向き合い続ける。
演奏家として、そして文化の語り手として、前進を続けている。