2023.05.28
恩師と再会

作曲の恩師に
息子のソルフェージュをお願いすることになり
今日、最初のレッスンだった。

小学生のソルフェージュなら
大先生にお願いすることもないと
思われるかも知れない。
けれど、頑張っている息子に
パフォーマンスとはまた違う
博学がほとばしるような先生の波動と
触れさせたかった。

ご自宅まで、車でお迎えに上がった。
普段、危ないので
運転中はクラシックを聴かないのだが
今日は、どうしても
ラフマニノフが演奏するショパンをかけた。

ソルフェージュはほぼ一年ぶりで
緊張する息子に合わせたレッスンを
隣の部屋から聞いて、見守り
また、ラフマニノフと共にお送りした。

自己主張がぎこちなく
不器用な息子に
絶対に寄り添っていただけると思った。

そして、自己主張、自己表現が苦手なのは
私も、同じ。
音楽の輝かしく綺羅びやかな表現では
どうしても、眩しさからできる影と
抱き合わせで捉えてしまう。
ストレートにダイレクトに具現化するなんて
できない。

ここ数日、
心に重くのしかかる何かがあり
運転中にかけていた
ラフマニノフが弾くショパン、
そして、帰ってから聴いた
アインシュタインが弾くモーツアルト
ホルショフスキが弾くバッハ
その大好きな演奏に癒やされた。

世界は広いのだから
視野を広く持とうと思った。

車の中で先生から聞いた
現代作曲者あるある〜
自分の作品を「弾いて下さい」と言われて
「じゃあ…」って、弾くと
その場で生まれたものが絶対に入るから
出版した楽譜通りには弾けない、と。
そうだよね。
こないだ見つけたハチャトリアンの自作演奏も
思いっきり3小節目から始まっていた。

継承していくものと並行して
動き続ける宇宙に生かされる私達
二度と戻らない今を感じる力
霊性を研ぎ澄ませていきたい。

息子のレッスンだったが
私が刺激を受けて、勉強になった。

(素材:kigen様)