2023.10.23
新譜のデザイン

先日、新譜のデザインが
プリントして組み立てた状態で
写真に撮って送られて来ました。

データ上では何度もやり取りしていたけれど
物として形を持つと
こういう状態まで
しっかりイメージされた上の
デザインだったのだな、と思い
同時に、一時の勢いではなく
長い時間をかけて
「これ、私の作品です」と
ご紹介していきたいなと思いました。

※※※

CDを作っていくことは
時代の流れと逆行した
厳しい道だと思っています。

古代には、例えば建造物など
大きいことに価値があり
権力の象徴となってきました。

それが、いつしか
小型化で技術を競うようになり
更には当然のように無形化されて久しい。

情報が独り歩きしているように
錯覚することもしばしば。

その中で、あえて
CDを作っていくのだから
なにを大切にしていきたいか
幾度も、自問自答しました。

※※※

昔は、クラシックのCDというと
解説がドイツ語、フランス語、
英語、イタリア語、スペイン語とあって…
それをめくるのは素敵な時間でした。
子どもだった私は
習いたての英語を組み立てて
意味を想像したり
他の言葉で似ている単語を見つけて
心をときめかせたものです。

その、素敵な思い出は胸に
私は「演奏者」の立ち位置で解説を書き
こちらでアップしていました。
近々、ホームページでまとめて
見やすくしていきます。
そして、それは私が解さない国の言葉で
まだ、難は伴うにしても
ウェブ上の翻訳機能で訳され
読んでいただくことができます。

※※※

何度かライブをさせていただいた
私の大好きなバーでは
ジャズのレコードを壁に飾っています。

レコードは、今でも根強いファンがいて
それは、生々しい音もそうだし
絵画的な表現の幅も魅力だと思います。
素敵なことです。

そういった可能性を目指して
ジャケットデザインは
沢山の作品を手掛けられた、大ベテランの
宮野義保さんに
お願いすることができました。