うん、冬至ってこういうのなんだ❄
来月に「リュリ氏のトンボー」を弾くので
今日もその準備をしている。
終盤に差し掛かって
最後に現れるリュリのメインゼクエンツ
十字架のフレーズを終えて
この曲の最高音域に達する。
この曲は、ありがたいことに
なんども演奏する機会があり
長期に渡って取り組めている。
冬至を背景にこの曲、この箇所を弾くと
クリスタルみたいな、透明度の高い背景から
浮き上がるイメージがする。
こんな風に、季節、星廻りを感じたのは
今が初めてだった。
そして、山羊座期間が始まる。
バロック時代には
星座の性格、意味はなかったそうで
支配星を見ていたらしい。
山羊座の支配星は土星で
最果てのイメージだったようだ。
占星術の勉強は
今年から始めたけれど
興味を持ったのは、高校卒業準備で
オペラの成立を選んだこと。
そこから、ギリシア神話
星の話など調べる中で
世界観に惹かれた。
私は太陽星座が山羊座で
若い頃は、良さが全くわからなかった。
なにか、孤独な冷たいイメージだった。
でも、今は違う。
生き物が一番息を潜める時に
研ぎ澄まされるものはなにか。
太陽が
その恩恵を最も受ける。
それも、放っておくと
ただ「あるだけ」なので
自分で磨いていかなくては恩恵はない。