2024.03.07
しっくり感

おはようございます☀
今日も元気に過ごしましょう。

今月の
「朗読とヴィオラダガンバで届ける愛の詩」
朗読の野田さん、カフェの植田さん
アーティストのうらべさん、私の
4人で協力してやっていることで
各分野、それぞれが動くというのは
絶妙で、いい形だとブルブル感じる。

会の準備をしていて
各自の「しっくり感」というのが
とても生きてくるからだ。

通奏低音を一人の奏者に弾いていただく編成や
無伴奏を、最近やることが多くて
私も、自分の「しっくり感」を頼りに
演奏解釈を掘り下げていく作業になるし
私は、相手も相手の「しっくり感」を持って
演奏上、大切にして欲しいと
どうしても思ってしまう。

会の規模が大きくなると
形としてまとめていくエネルギーが
やむを得ず強くなってしまうので
関係各位の皆さまに内観していただいたり
「しっくり感」を持っていただくことに
なかなか注力できなくなる。
その中で、引っ張っていく力を
「リーダーシップ」と呼ぶのだろうが
各自の伸びやかさを並行して維持するのは
誰がやっても難しいことだと言えよう。

こういう、絶妙なバランスの会は
なかなかできないことで
これも、野田さん、植田さん、うらべさんが
それぞれの分野でご経験を積まれて
その上で実現しているありがたいこと。

これから、どんな企画に取り組むことになっても
この「各自の伸びやかさ」を感覚的に思い出して
前に進める気がする。