今年度から息子は地元の大きい保育園に移った。
一見、すぐになじんだようにも思えたけれど
年少になったこともあり、
お友達同士、どうやって気持ちを通わせたらいいのか
戸惑うことがあると打ち明けてくれるようになった。
そんな中、仲良くしてくれた子が
引っ越しで保育園をやめることになった。
今日、その話をして
一緒にお礼の手紙を書こうね、というと
息子は小さくうなずいた。
淋しい気持ちをぶつけてくることはしない。
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今の保育園になり、
預かってもらう時間が増えることになった。
けれど、毎日歩いて送り迎えする時間は大切にしている。
子供と手をつなぐと、
透明な、さらさらした、清らかなものが
手から伝わってくるような気がする。
たくさんの人と出会い、関わりが持てるのは宝、
工夫して、練習して、人と和合する喜びを知ってほしい。
年齢的なこともあるので
先生にもよくお願いした。
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昔は「子供に悩みなんてないのよ」っていう人もいたけれど
それは、やっぱり間違いで
小さい子でも、淋しさ、戸惑い、葛藤
そしてもちろん、喜び、楽しさ、わくわく
そういうたくさんの気持ちがごちゃ混ぜなんだと思う。
そんな中、父母会の企画で
保育園でシターとピアノを弾くことになった。
シターはともかく、人前でピアノを弾くのは高校以来だなあ。
子供たちの心に届くよう、頑張ってこようと思う。