ご報告が少し遅くなってしまいましたが
おととしから手掛けていたCDが形になりました。
今回も、本当にたくさんの方にお世話になりました。
***
内容は、テオルボとのデュオです。
マレ、デルヴェロア、デュマシ、ド・ヴィゼ(テオルボのソロ)など
フランスバロックのレパートリーから録音しました。
デザインも表現のあるものにしたくて
中学時代の同級生だった、写真家の橋本直子さんにお願いしました。
こちらのイメージや細かい要望に丁寧に応えてくれて
素晴らしいものになったと思います。
***
日本に帰ってきてから10年が経ち
何もかもがこれまでと違う生活です。
今回録音するにあたって大きいのは、
演奏を聴いてくださる方とお話ししたり、
生徒さんも増えてきて、レッスンの中で一緒に音楽を作ったり
そういった交流が増えたことです。
もちろん、私にとって音楽は言葉にできないくらい大切なもので
大切だからこそ、
ほかの人が感じる音楽も、同様に大切にしたいという想いが
強くなっていきました。
***
どんなことでも、仕事にすると責任が伴うので
純粋な気持ちだけで続けていくことは難しいと思います。
でも、ありがたいことに、周囲の理解もあり
こういう気持ちで最後まで取り組めたことは
幸せでした。
***
また、アマゾンにお願いして販売したり
手続きをあれこれ…、の作業が残っています。
発表の演奏会もこれから企画します。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
藍原ゆき