今日の、マレとフォルクレの演奏会
無事に終わりました。
暑い中来ていただいたお客様
お世話になった木村聡子さん、関内バロック様に感謝です。
帰ってきて、そのままソファでくたん。
やっと起きてこられました。
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マレは「迷宮」と「アラベスク」
フォルクレは第一組曲からガンバとチェンバロソロ、両バージョンを
抜粋で組み合わせて弾きました。
特に、フォルクレに反響いただいたことが嬉しかったです。
CDも、持って行ったもの全部、買っていただいて
「悪魔のほう(フォルクレのこと^^;)は入ってないの?
今度、録音してよ」といっていただき
「頑張るので。応援してください」と
深々と頭を下げました。
ありがたいことです。
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フォルクレは、
弾いているうちに、どこかへ連れて行かれそうな気がして
ずっと怖くて、ちょっと避けていたのですが、
今年は思うところがあり
腰を据えて、じっくり取り組んでみることにしました。
木村聡子さんとのリハは
本番直前になってしまうのですが
今回は、それが逆に
お互いの音にじっくり耳を傾け、
新鮮な気持ちで弾けるので良かったと思いました。
リハは、たくさんやることがいいと昔は思っていたけれど、
それは、今は違うように思います。
理屈で考えたり、無理に言葉で伝えたりするのではなく
一緒に音を出し、その瞬間生まれた輝きを、お互いまた形にする、
信頼関係のもと、演奏するのは
なんとも幸せなことです。
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確か、中学生くらいの時
音楽は一瞬で消えてしまうので
音楽家は何かとてもはかないものを追い求めるのかなと
思ったりしたのですが
演奏は人を大きく変えてくれる
大きな喜びを実感できる素敵なものでした。