2023.09.15
ドゥマシと、これから…

今朝、ドゥマシの音源をまた
聴き返した。

今、思っても
不思議な空間だった。

楽器の、その瞬間持つ弦の重さ
箱鳴りの形
全部と対話しなければ弾けなかった。
「自分の理想」を掲げようとすると
楽器はついて来てくれない。

曲を弾き始めるまで
どういう演奏になるのか
全く、見えなかった。

例えば、ガーデニングをやる人は
植物に心があり、意思があることを
受け止めていると思う。

恐らく、そういう感覚で
「楽器にも心、意思がある」と
私は思っている。

CDとして、形になった時に
そういった、「ドゥマシ」作りが
どこまで、受け止めていただけるか。
なにか、一人の演奏者の葛藤として
「関係ないこと」「遠いこと」と
据え置かれてしまったら寂しい。

心を開いていただける人になること…

2024年9月14日(土)17:00〜
ドゥマシの演奏会をしようと思って
会場を取りました。

よろしくお願いいたします。