古楽レーベル「fiammetta」再始動に向けて③

前回は、古代ギリシアに起源を持つ
「四元素」の考え方が
ヨーロッパの歴史に深く根付いてきたことに
触れました。

今回は、人々が「四元素」を
どのように意識して来たのか
考えていくことにしましょう。

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時に誤解を生んでしまうのは
四元素が人間の内面も表す、というと
「火・水・風・土」
4種類の人間がいるように
思われることがありますが
実際はそうではありません。

占星術で例をあげてみましょう。
惑星と四元素を重ね合わせると
火のエレメントを持つ惑星は太陽と火星です。
全ての人がこの惑星を
自分のホロスコープに持っています。

すべての人が
火のエレメントを始め
すべてのエレメントを持っていると
考えられているのです。

更には、惑星の配置等によって
各エレメントが持つ性質の
発揮されるフィールドが変化すると
読み取られてきました。

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余談になりますが
私は、バロック時代の思想に触れたくて
占星術を調べてみました。
とても、面白いです。

現代においても
「迷信」と一笑に付し得ない
例えば、自分の枠を越えた発想を
提示してくれたり
イメージが豊かに、具体的になったりなど
多くのことを教えてくれる気がします。

（続きます）

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