古楽レーベル「fiammetta」再始動に向けて④

今は「風の時代」といわれ
これまでの常識や価値基準が変化しました。
「風のエレメント」が司る「情報」の分野で
特に新しい動きが顕著に現れています。

貴重な写本もウェブ上で
多くの人が見られるようになったり、
私のような小さい存在でも
こうして、文章を公開する場が持てたり…
それが「風のエレメント」の恩恵なのか
立証する術はありませんが
大切なのは、
時代の変化によって与えられた可能性を感じで
日々の研鑽に活かすことだと思います。

同時に、バロック時代の大半は
「火の時代」に分類されます。
当時の人々が感じていた時代のエレメントが
「火」の性質に基づき
直観的な叡智豊かに
新しい発想に沿った
実行力伴うものだったかと想像すると
私は心ときめくものを感じます。

そして、現代でも
「火のエレメント」は作用しているもの。
現代に生きる私達も
当時の人々と心の高揚を重ねながら
作品と向き合うことができたなら
とても素敵だと思いました。

「やってみよう」と心に火がつくのは
文字通り、「火のエレメント」

そこに情感を寄せていくのは
「水のエレメント」

勉強したり、情報収集するのは
「風のエレメント」

そして、最後に形にしていくのは
「土のエレメント」

連動する四元素の、
最初のアクションとなる「火」を屋号に
「火の時代」で創作の血潮を滾らせて生きた人々の息吹を追いながら
作品発表を重ねることができたら
それに優る幸せはないと思いました。

よろしくお願い申し上げます。

古楽レーベル「fiammetta」代表
藍原ゆき

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