昨日は、渡邊温子さんと一緒に
中北さん主催のコンサートに
出演してきました。
とても、楽しかったです。
中北さんは、
以前、ギターの見本市にお邪魔したときに
お話をしたことがきっかけで仲良くなりました。
新型コロナの自粛期間中に
温子さんとコツコツ動画を作っていたところ
「一緒に作らない」とお声掛けいただき
おかげさまで、シンプソンのディヴィジョン
素敵な録音の動画ができました。
中北さんは晴山さんのチェンバロをご所有で
今回もそれを使用して演奏しました。
ストレートな立ち上がりと
うねりの波形がイメージで可視化できるような
美しく、素敵な楽器だと思いました。
工房から、車に乗せて
ご夫婦で運んできたそうですが
伸びやかなしっかりした楽器でした。
スーパー長丁場の会で
私達の演奏の前に
ヴァイオリン、フルート、ギターの
ウエルカム演奏があったそうです。
それから、マレの組曲3つと
クープランのオルドル
休憩を合わせると2時間弱の
大プログラムです。
弾く方も全身全霊ですが
聴く方も相当、集中力を要したでしょう。
それなのに
心を開いて、耳を傾けて下さった
温かいお客様に囲まれて
幸せなひとときでした。
終演後は、質問タイム
それから素敵なレストランに
連れて行っていただき
沢山お客様とお話ができました。
新譜「ドゥマシの熱い鼓動」もご購入いただき
嬉しかったです。
常に思うことですが
音楽家間のやり取りだけでは
煮詰まってしまうことも多く
お客様と色んな話をして
交流を持てることで
気がついたり、刺激になることも
沢山あるものです。
演奏は、演奏者が一方的に放つのでなく
作曲者、お客様、
すべてが揃って成り立ちます。
私達が、作曲者に想いを馳せて行くのと同時に
お客様のことも、もっと知りたい
その願いが叶えられた
楽しい楽しい、幸せなひとときでした。