2024.04.18
「フランスいにしえの吐息」録音プロジェクトに寄せて③

「フランスいにしえの吐息」録音プロジェクトに寄せて③

今日は、録音の2日目でした。

前日から、マイクを通した二人の音を
ヘッドフォンで確認しているので
音作りも、無意識に
影響を受けていたことを実感。

本当に、いいアンサンブルは
本来の状態で表現された先にあると
気づけて良かったです。

並行して取り組んできた「無伴奏」も
ここに来て、いい経験にとして
活かされました。

渡邊温子さんは
私がどう弾いても、
一生懸命合わせて下さるので
それに甘えさせていただいてましたが
そもそも、チェンバロとの合わせ方は
どうあるべきなのか
おおきな気づきがありました。

ガンバとチェンバロの調律法についても
定説を越えたものが見つかりそうで
でも、それは
この企画だからできること
重ねて重ねて、
何年も向き合ってきたプログラムだから
できることなのかも知れません。

今年に入ってから
チューニングにどう向き合うか
模索していたこともあり
とりあえず、
一つの所にはたどり着けました。

明日も、頑張ります。
応援してください。