「山本有三記念館春の朗読コンサート2024」に寄せて④
先程まで、
朗読家の野田さんと
山本有三記念館演奏会の
リハーサルをしていました。
朗読作品に演奏を入れていくこと箇所が
お互いのイメージを一致させるために
一番、準備が必要かなと
最初は思っていました。
実際には、山本有三の
内容は熱く、でも知的で洗練された日本語と
ドイツ、フランドルのヴィオラダガンバ作品が
自然に溶け合い、響き合い
演奏者が小手先の梃入れをせずに
調和しあうことが確認できました。
本当に、そのままでいいんだ…、と
時代背景、個々としての様々な想い
それを超えて、
大切なことを伝えていきたい意志
その為に、どうありたいか
常に模索していたであろう彼らと
会えたような気がしました。
演奏会のお席は抽選で、
お申し込みは明日までです。
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三鷹市山本有三記念館
第15回春の朗読コンサート
朗読:野田香苗
ヴィオラダガンバ:藍原ゆき
随想『竹』他
Aフォルクレ
『ヴィオルと通奏低音の曲集』
(1747年パリ出版)より
第1組曲から「ラボルド氏のアルマンド」
第2組曲から「ブレイユ氏」「ルクレール氏」
Aキューネル
『1台もしくは2台のヴィオラダガンバと通奏低音のためのソナタ、パルティータ集』
(1698年カッセル出版)より
ソナタ11番ニ短調
Jシェンク
『楽の戯れ』
(1701年アムステルダム出版)より
組曲ヘ長調より「ガボットのテンポで」
2024年5月24日(金)、25日(土)
18:00開演
詳細はホームページをご覧ください
↓
https://mitaka-sportsandculture.or.jp/yuzo/event/20240524_25/