2024.11.11
Tヒュームの声

今日は、演奏会のプログラムを通した。

ヒュームの、今回私が選んだ曲は特に
実際弾いている音以外にも
支えとして、意識する
「弾かないけれど鳴っている音」が
全体に散りばめられている。

そこも含めて、響きを聴きながら弾くと
まだ、アップアップ感がある。

※※※

ヒュームの、
今回のプログラムに集中して弾いてきて
すごく楽しかった。

楽器の音も、
「人の叫び声」みたいになった。

ヒュームは、序文にも
ウィリアム・ハーバード氏への献上文でも
自分が軍人であることを意識している。

印象としては、謙虚な言葉使いだと思うけれど
それは、なにか
ヒュームの、誇りでもあったのだろう。

そんな、作品の背景
純粋に曲から受けるイメージで
私が意識して楽器の音を変えたのか
楽器の音が結果的に変わってきたのか
よくわからない。

何かが、脱ぎ去られて
「剥き出しになった音」に聞こえる。

いわゆる、クラシック音楽の楽器音を
中心軸に据えると
アウトローな感じがする。

今まで知らなかった楽器の音を
どう、コントロールしていったらいいか
手探りで模索している。

【演奏会のご案内】

藍原ゆきのヴィオラダガンバ カフェ
Tヒュームの世界

2024/11/17(日)13:30開場、14:00開演

3500円(要予約)ワンドリンク&お菓子付き

会場:カフェヴェルデ
東京都世田谷区松原3-33-5
京王線、東急世田谷線下高井戸駅より徒歩3分

プログラム:トバイアス・ヒューム
『フランス、ポーランド等の第一アリア集
(キャプテンヒュームの音楽的ユーモア)』より
1605年ロンドン出版
「一つの問い」「一つの答え」
「キャプテンヒュームのパヴァーヌ」
「愛の別れ」
「死ぬこと」「生きること」「再び善きこと」他

お問い合わせ、お申し込みはこちら
http://yuki-aihara.com/contact

当演奏会関連記事
https://note.com/shiny_dahlia839/m/m50242624b53b

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