おはようございます。
今日も元気に過ごしましょう。
あっという間に
今年も射手座月間に入りました。
この時期のサビアンシンボルです。
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No. 49/72区分(射手座1度~5度)
「戦闘」 自由な魂が戦う力を思い出す
憎しみから生まれる戦闘ではない。
個々人が持つ能力を人とぶつけあうことでもたらされる新しい進化。
そうやって、自発的に周囲と関わる高い意欲。
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サビアンシンボルもそうだけれど
星座の意味も
実は、20世紀に入ってから作られた
新しいもの。
占星術の歴史は古く
バビロニアを起源に持つなど
諸説あるが
どこの古代文明でも
星を見て、そこからなにか
普段見聞きするものより
高次の知恵を得ようとすることは
あったことだろう。
昔は、
国の明暗を見ようとすることが多かった。
その時代ごとに
占星術のあり方も変わってきた。
現代は、男性も、女性も
それぞれ、制限はあるものの
自分の職業を自分で選択できるようになった。
それは、占術の歴史から見ても
人間の歴史から見ても
一つの大きな変化と言えるだろう。
自分がなにをやりたいか
どういう生き方をしたいのか
各々の意思が大切になってくる。
よく、
同じ場所で同じタイミングで生まれた人は
ホロスコープが同じになるはずなのに
違う人生を送ることを
占星術のパラドックスのように
思う人がいるが
それは、各自が意思を持って
人生を選択していることが理由となる。
その瞬間瞬間に
膨大な情報の中から
ピックアップするものを自分の意志で選び
たとえ、無意識下であっても
そこに、波長を合わせていく
そのことが積み重なり
人生を作っていく。
先程、星座の意味ができたのは
歴史的にも新しいという話をしたが
バロック時代には
支配星と四元素のエレメントで読んでいた。
射手座の支配星は「木星」
エレメントは「火」である。
「火」のエレメントは
そのイメージ通り
情熱、熱意、やる気を表すだけでなく
「直感」「ひらめき」など
私達が何かをなす「第一導引」を意味する。
それが、「木星」の性質を受けて
拡大、拡張していく。
彩り豊かな「個性」を
前提とするものならば
それらはどれだけ
幅広い可能性を持つことになるだろうか。
人の純粋な「個」としてのあり方は
蠍座月間で一旦終りを迎え
射手座月間からは
「ワンネス」の意識に入っていく。
うお座から牡羊座に移行する時に
各個人に意識を分離させ
そこからまた、統合していくことは
錬金術の「分解してから融合する」ことと
重なる。
豊かな個性や自由意識はそのまま
融和和合していくことは
おそらく、現代社会の理想であり
錬金術で
「金を作る」ようなことなのかも知れない。
世界平和を祈りつつ
身近なことから感じてみたいと思った
今日の星読みでした。
#音楽と星読み