先日の日曜日
音庵主催の演奏会を無事に終えることができました。
最初から最後まで、弾きっぱなしで
終わるとちょっとぽーっとなって
写真とかを撮るのを忘れました…
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今年は初めての試みで
音楽教室全体の演奏会を、年間2回企画しましたが
たくさんの生徒さんに前向きに取り組んでいただき
私自身、多くの気付き、学びを受け取ることができました。
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きっかけは、言葉でいうのは難しいけど
レッスンで生まれる音楽の喜びを
日常の、些細な瞬間にも身近に感じていただきたいと
思ったことでした。
そして、だんだん
それぞれのご事情、社会的、家庭的責任があるうえで
まっすぐ、楽器に向かう生徒さんたちの姿に
いつの間にか、励まされ
勇気をもらうようになっていました。
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最近、演奏においてますます感じることは
たとえ、演奏解釈や音、形が一見似ているようであっても
演奏者が心から感じたものであるか、否かは
やっぱり伝わるなあ…と。
生徒さんにも、自分の音を出すこと、自分の音楽をすることを
最優先にしてもらいたかったし
私ができるのは、
お手伝いに過ぎないと思います。
そういう想いでレッスンをしていると
音楽を通じて、人と触れて、心に接するというのは
なんて素敵な、素晴らしいことなんだろうと
胸がいっぱいになります。
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思えば、私は我が強くて、あまり社会性もなくて
はっきり言って、おばかで
辛いこと、悲しいこと、淋しいこともたくさんあったけれど
こんな私にも、励ましてくれる人、力になってくれる人に恵まれて
がんばってこられて、ほんとにありがたいなと思いました。
これからも、心に届く音楽を求めて
まっすぐ進んでいきたいと思います。